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2003年■
2003/12/21四季夏 森博嗣 講談社NOVELS Amazon.co.jp
「すべてがFになる」の真賀田四季が孤島に閉じ籠もる原因となった事件。天才少女の思考をトレース…みたいな内容になってきた。続く"秋"と"冬"の展開がぼんやりと想像できる気もするけれど、是非とも裏切ってほしいのである。
2003/12/15天啓の宴 笠井潔 双葉社 Amazon.co.jp
気になったので読み直してみた。半分ぐらい忘れていた。「黄昏の館」の登場人物と名前は同じだけど、内容は別物――だと思う。というのはこの程度の齟齬はいくらでも一冊に吸収できてしまうと思うから。要するにこの「天啓の宴」は、「黄昏の館」に登場する人物と同じ名前を持つ『昏い天使』という小説を書いた人物が書いた『天啓の宴』という小説を巡る小説。
2003/12/7黄昏の館 笠井潔 徳間書店 Amazon.co.jp
後半のドグラマグラ的収束を予感させる話の展開――実際そうだったら嫌だなと思いながら読んでいたのだが――を大きく裏切って、唖然呆然のラストだった。『かまいたちの夜』で分岐を間違ったような読後感。この裏切られ方は嫌いじゃないけど、別の結末も読んでみたい。他の笠井作品(天啓シリーズ)で重要な役割を果たしている登場人物だけに。
2003/12/6幽霊は足あとを残す 小池壮彦 扶桑社 Amazon.co.jp
怪談から読み解く世情・世態――社会が生み出す怪談について述べた本。幽霊とは、現世の人間の後ろめたい気持ち、やるせない気持ち、恐怖心なんかをいったん形にした上で、救済するための民族的装置なのかもしれない。
2003/11/17贋作吾輩は猫である 内田百閨@ちくま文庫 Amazon.co.jp
笑いました。手軽に買えるちくまの「内田百闖W成」、超オススメ。
2003/11/16婆娑羅 山田風太郎 講談社
南北朝時代の話。『婆娑羅』とは、物狂いに近いほど着飾ること、あるいは放埒狼藉を極めた行動のことを指すらしい。『傾く(かぶく)』という意味を持つ『歌舞伎』に通ずる。この下克上・裏切りなんでもありの時代は、まさに歌舞伎の世界だ。高ノ師直、塩谷判官ら、歌舞伎の『忠臣蔵』でお馴染みの登場人物、ラストで足利義満と世阿弥が舞う連獅子など、歌舞伎の要素溢れる一冊であった。
2003/11/9クビキリサイクル 西尾維新 講談社NOVELS Amazon.co.jp
よく構成されていると思う。きちんと記号化している上に過剰に感傷的だという。記号化したから哀しさが際だつのかも知らん。ただ、あの決め台詞はどうなんだろう。私は萎え。
2003/11/7神曲法廷 山田正紀 講談社NOVELS Amazon.co.jp
気になったので読み返してみた。恐ろしいことにほとんど覚えていなかった。前に読んだ時も、凄い話だと思ったのは覚えている。そういえば「長靴…」では神憑りパワーが下がっているのが気になったのだった。
2003/10/28長靴をはいた犬 山田正紀 講談社文庫 Amazon.co.jp
タイトルに惹かれて買ったら、「神曲法廷」の神性探偵のお話だった。
2003/10/22京伝怪異帖(上・下) 高橋克彦 講談社文庫 Amazon.co.jp
江戸時代に生まれるなら、このあたりが楽しそう。山東京伝とか南北とか源内先生とか。歌麿も写楽も北斎もいるし。
2003/10/17道−ジェルソミーナ 笠井潔 集英社文庫 Amazon.co.jp
飛鳥井シリーズ。笠井潔の本は、短編・中編じゃなく長編が読みたい。
2003/10/16さまぁ〜ずの悲しいダジャレ 三村マサカズ・大竹一樹 宝島社 Amazon.co.jp
大竹の顔を思い浮かべながら読むと倍楽しめる。しかし、面白いのとそうでないのとの差が激しくないか?
2003/10/15占星術殺人事件 島田荘司 講談社文庫 Amazon.co.jp
今更読む。パズルとして面白かった。
2003/9/26魔―本格ミステリ・マスターズ 笠井潔 文藝春秋 Amazon.co.jp
飛鳥井シリーズを初めて読む。やっぱり読む順番を考えるべきだったか…。作品の年表が付いているのでリファレンスとして役立つ一冊。
2003/9/20四季春 森博嗣 講談社NOVELS Amazon.co.jp
ばればれの叙述トリックだったらイヤだなあ…と思いながら読む。読後感は悪くない。いわゆる「事件的なミステリ」の占める割合が少ないからかも。
2003/9/15黒娘 アウトサイダー・フィメール 牧野修 講談社NOVELS Amazon.co.jp
殺戮の嵐なのにポップな感じ。残酷萌え系。無理っぽいけど続編希望。